【DeNA】初回に46年ぶり&28年ぶりの猛攻 記録ずくめ快勝に三浦監督「今後のはずみに」
◆JERA セ・リーグ 中日1―12DeNA(1日・バンテリンドーム) 令和のマシンガン打線があっという間に中日・涌井を粉砕した。DeNAは初回、佐野のタイムリーで先制し、なおも無死一、三塁。4番・牧が左越えに3号3ランを放ち、敵地を沈黙させた。「全員が初回からいい形で入ることができたんじゃないかな」。打者13人、9長短打とたたみかけ9得点を奪い、勝負を決めた。 記録ずくめだった。初回先頭からの6連打は、大洋時代の1978年10月1日・広島戦(広島)以来、46年ぶり。初回の9得点は横浜時代の96年8月30日・広島戦(横浜)での10得点以来、28年ぶりだった。 猛攻を先導した主将は10点リードの3回にも2点適時二塁打を放つなど2安打5打点。球団最速での通算500安打まで残り2本に迫り「チームのためにまた打っていきたい」と力強く語った。 度会が初めてスタメンを外れた新打線がかみ合い、今季最多の17安打&12得点で2連勝。3カードぶりの勝ち越しも決めた。三浦監督は「今後のはずみにしていかないといけない。1、2番があれだけ(7度)出塁してくれて得点にも絡んで、牧も5打点。みんながつないで、つないで、ということ」と目を細めた。再浮上のきっかけはつかんだ。初回の攻撃のように一丸で突き進んでいく。(内藤 菜月)
報知新聞社