あまりに弱い…。日本代表、イラン戦パフォーマンス査定【MF】采配の犠牲者たち? 個人で奮闘も虚しく
日本代表は現地時間3日、AFCアジアカップカタール2023・準々決勝でイラン代表と対戦し、1-2で敗戦を喫した。この試合での選手のパフォーマンスはどうだったのか。今回はポジション別にA~Cの3段階で評価する(データは『Sofa Score』を参照)。
遠藤航(背番号6) イラン代表戦:フル出場 評価:B 開幕からフィールドプレイヤーでは唯一のフル出場を続けるなど奮闘したが、主将としてチームをAFCアジアカップ2023の優勝に導けなかった。前提として、ベンチからの指示がないのが“大問題”だが、後半イラン代表のプレスを前にビルドアップが手詰まりだった中では両CBの間にダウンスリーの形で降りるなどの工夫が欲しかった。イラン代表は前半終了間際からボランチの1人を最終ラインに下げるこの形にしたことで日本代表のプレスを無効化しただけに、最後までチームとして微調整が効かなかったのは痛恨だった。 守田英正(背番号5) イラン代表戦:90+8分 OUT 評価:B ゴールをこじ開けた前半は間違いなくヒーローだったが、後半は難しいパフォーマンスだったと言わざるを得ない。28分に決まった先制点は、何もないところから彼のアイデアと思い切りの良さから生まれたものだった。しかし、相手がロングボール戦術に割り切った後半はセカンドボールの回収に苦戦。対人にも苦しみ、55分に同点ゴールを献上した場面では、簡単にイラン代表FWアリレザ・ジャハンバフシュに前を向かせてしまったことが失点に繋がってしまった。 久保建英(背番号20) イラン代表戦:67分 OUT 評価:B 神出鬼没に動き回ってボールを引き出すことでイラン代表の守備を混乱させていた。随所にクオリティを発揮し、51分に左サイドから上田綺世へ通したピンポイントクロスは圧巻だった。相手のパスコースを切りながらのプレスも機能しており、イラン代表が繋いでいた前半途中までは高い位置の守備からチャンスを作ることに貢献。しかし、67分に南野拓実と交代となった。 南野拓実(背番号8) イラン代表戦:67分 IN 評価:C 67分に久保建英に代わってピッチに入ったが、全く存在感がないまま残りの23分とアディショナルタイムを過ごした。ボールタッチ数はわずか5回で、ほとんどプレーに関与することがなかった。 佐野海舟(背番号26) イラン代表戦:出場なし 評価:なし
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