SNS投稿に「ChatGPT」は有効? アイデア出し、コンテンツ生成、精度向上、時短などにつながる活用法
ChatGPT(チャットGPT)などの生成AIについて、多くの企業が利用および活用の検討をしています。ChatGPTの活用で着手しやすいのは、機密情報が含まれない公開文章の作成。SNSの投稿にChatGPTを活用し、成果が出るか、否かを検証していきます。
ChatGPTでSNS投稿に関する業務は楽になるのか?
インターネットでモノを売る際、消費者と関係性を深めるツールとしてSNSは不可欠になりました。しかし、SNSは情報を「ストック」と「フロー」にコンテンツ分けした場合、「フロー」の部類に入ります。SNSで顧客接点を保ち続けるには、投稿を維持していくことが重要になります。 ただ、消費者とコミュニケーションをとり続けるための投稿文を作成し続けることは、精神を消耗していくと感じることがありますよね……。 「これが少しでも省力化できれば」。そんな時に使いたいのがChatGPTです。ICPコンサルティングのX(旧:Twitter)アカウントを利用して、実際にChatGPTで作った文章を投稿。どんな結果が得られるでしょうか。
ChatGPTで何ができるのかを確認
まずはChatGPTで何ができるのか、ChatGPTに聞いてみましょう。次のようなプロンプトを投げかけました。 あなたはSNSコンサルタントです。Xのフォロワーを増やすためにChatGPTに支援をしてほしいと考えています。ChatGPTはXのフォロワーを増やすために、どのような利用方法がありますか?
するとこんな回答が返ってきました。
これが本当にChatGPTですべてできるなら、SNS投稿業務は大幅に削減できるでしょう。 そこで、時短を目的に「1. コンテンツの生成」をしてもらい、「3. 定期的な投稿スケジューリング」をして、HootSuite(注:複数のSNSを一括管理できるサービス)で予約投稿してみます。 ■ 目標設定とスケジューリング 「1.コンテンツの生成」にあたっていくつ投稿文を作るか、そして「3.定期的な投稿スケジューリング」が最初のステップで必要になるでしょう。まずは目標を設定し、スケジューリングの戦略を立ててもらいましょう。 利用するアカウントは、ICPコンサルティング(BtoBのコンサルティング会社)のアカウントのため、フォロワーを増やすことを目的としていきます。 ネットショップ担当者のみなさんであれば、フォロワー増加の他、ECサイトやランディングページの流入などを目的にしてみてはいかがでしょうか? 目標設定では、ICPコンサルティングの概要、ツイートの目的、投稿期間は10日を想定していることを伝えた上で、 現在フォロワー2名であることを考慮し、まず、定量的な目標値を試算してください。試算にあたって情報(変数)が不足している場合は、私に確認をしてください。