世界最速ラリー車が湖に転落…コ・ドライバーがとった“まさかの”行動にスタジオ仰天 「命みたいなもの」プロ根性に脱帽
世界最高峰のラリー車がコース脇の湖に転落。それだけでも衝撃的な光景ながら次の瞬間、助手席のコ・ドライバーがとった行動に、スタジオの出演者も思わず仰天した。 【映像】ラリー車が湖に転落する衝撃の瞬間 21日から4日間開催されるWRC・世界ラリー選手権の日本ラウンド「ラリージャパン」を前に18日、『ラリージャパンって何!?100 倍楽しむナビゲートSP』が放送。番組内で「仰天!好珍プレー」と題し、WRCで起きた様々なハプニング、一流ドライバーの凄技が紹介されたが、なかでもスタジオの注目を集めたのが、2019年にトヨタで王者に輝いたオイット・タナック車に起きたアクシデント。 問題のシーンは2015年のWRC第3戦「ラリー・メキシコ」で起きた。若きタナックは当時所属していたフォードのマシンを駆り、グラベル(未舗装路)をプッシュ。だが、一瞬姿勢を乱したかに見えた直後、マシンは反対方向に振られ、そのままコース外へ飛び出し、湖に転落したのだ。マシンは1回転して水面に勢いよく飛び込み、車が水没していくなか、ドライバーのタナックとコ・ドライバーのライゴ・モルダーは無事、車外へ脱出し、岸を目指した。 しかし、この時モルダーは必死に“あるもの”を握り締めていた。手元を見るとペースノートを湖面から上げ、必死に岸まで泳ぐシーンにスタジオは仰天。その後、ホテルでペースノートを乾燥させる様子が映し出されると、お笑い芸人のシソンヌ長谷川忍ら出演者は口をあんぐりと開けて脱帽。ピエール北川氏が「(ペースノートは)命みたいなもの」と解説し、VTR後に「あの後、水没した車も直って次の日また走っているんですよ」とエピソードを紹介すると、長谷川は「メカニックもすごい」と唸り、元サッカー日本代表の槙野智章も「コ・ドライバー、すごいな」と驚きを隠しきれない様子だった。 (ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2024』/(C)WRC)
ABEMA TIMES編集部