ラッピング列車を運行 水郡線の全線開通90周年記念(水戸駅―郡山駅間、上菅谷駅―常陸太田駅間) 10月上旬から
水郡線全線開通90周年を記念し、JR東日本水戸支社などは10月上旬から12月にかけて水郡線全線(水戸駅―郡山駅間、上菅谷駅―常陸太田駅間)でラッピング列車を運行する。 90周年イベントとして福島県水郡線活性化対策協議会、茨城県水郡線利用促進会議とともに企画した。車両はキハE130系を活用し、側面に塙町のダリア、浅川町の花火、袋田(茨城県大子町)の滝、偕楽園(水戸市)の梅のイラストをデザインするなど、沿線の四季折々の魅力を絵巻物のように表現する。90周年イベントを開催する12月まで運行する。 この他、10月5日から水郡線のサイクルトレイン乗降可能駅に福島県内の野木沢、川辺沖、泉郷、川東、小塩江、谷田川、磐城守山の7駅を追加し、計38駅とする。運賃で利用できるが、事前の利用登録が必要。利用登録は水郡線サイクルトレイン https://www.jreast.co.jp/mito/suiguncycletrain から申し込む。
◇ ◇ 福島県は23日午後1時30分から郡山市のけんしん郡山文化センターでJR水郡線全線開通90周年記念イベント「ふくしま鉄道博」のプレシンポジウムを開く。茨城県の大子町歴史資料調査研究員の大金祐介さん、交通ジャーナリストの鈴木文彦さん、只見線地域コーディネーターの酒井治子さんが講師を務め、参加者と共に水郡線を生かした地域活性化を考える。参加無料。