早くも役になりきる上段左から東、甲斐、下段左から有澤、松下。新たなチームで話題作を盛り上げる

俳優、東啓介（29）、有澤樟太郎（28）、甲斐翔真（26）、松下優也（34）がメインキャストを務めるブロードウェーミュージカル「キンキーブーツ」（来年4月27日～5月18日に東京・渋谷の東急シアターオーブ、同26日～6月8日に大阪・オリックス劇場）の新ビジュアルが17日、初公開された。 【写真】「キンキーブーツ」に出演する東啓介、有澤樟太郎、甲斐翔真、松下優也、下段左から田村芽実、清水くるみ、熊谷彩春、大山真志、ひのあらた 俳優、小池徹平（38）と三浦春馬さん（享年30）のダブル主演で2016年に日本初演され、19、22年と再演された話題作が3年ぶりに帰還。これまで小池が演じた靴工場の跡取り息子・チャーリーを東と有澤、三浦さんの当たり役になったドラァグクイーンのローラ役は22年版の城田優（38）からバトンを引き継ぎ甲斐と松下が務める。 公開された新ビジュアルは東と甲斐、有澤と松下がペアとなってチャーリーの肩にローラが手を置く仲むつまじいカット。ドラァグクイーン役に初挑戦する甲斐と松下はロングヘアのウィッグに厚化粧を施し、キラキラの真っ赤なミニワンピース姿で危険かつセクシーな美女に変身した。 ハイヒールで華麗に歌い踊る難役に挑む甲斐は「初演時の衝撃は忘れられません。とにかく楽しんで今まで経験したことのないような時間を過ごせるよう、精進していきたい」と抱負。松下も「ローラを演じてきた素晴らしい先輩方、彼らが演じたローラを受け継ぎながらも、自分なりの優しさやはかなさ、華やかさ、そして力強さを持ち合わせたローラを演じきりたい」と気合十分だ。 東は「チャーリーのように、僕もこの作品で一つ、二つと成長できるように努力してまいります」と意欲。有澤は「舞台に来てくれる皆さまに楽しい時間を提供できるように精進してまいります」と熱演を誓った。 ★ローレン役は田村芽実＆清水くるみ 靴工場で働く従業員・ローレン役は田村芽実（25）と清水くるみ（30）がダブルキャストで演じる。田村は「ローレンとして一生懸命生きたいです」と誓い、清水も「コメディーだけでなく、大切なことを教えてくれる」と作品をアピール。このほか、熊谷彩春（24）、大山真志（35）、ひのあらた（61）が出演。日本版演出協力・上演台本を俳優の岸谷五朗（59）、訳詞を作詞家の森雪之丞氏（70）が務める。