平氏一門・家人らによる支配は全国に及んだ(広島県の宮島にある平清盛像 写真:PIXTA)(マネーポストWEB)
「平氏にあらずんば人にあらず」の世を築いた平清盛 “瀬戸内海の掌握と治安維持”は投資であると同時にリスクマネジメントでもあった【投資の日本史】
【関連記事】
- 【表】平清盛一門の栄枯盛衰年表
- 【藤原道長と荘園】「実入りのよい国の受領」に家来を派遣して手に入れた「地方の権力基盤」 そこには政治力・人事権・財力の循環が欠かせなかった【投資の日本史】
- 大河ドラマでは描かれない藤原道長“貴族の頂点”に至る道 一条天皇の心を長女・彰子に振り向かせた「唐物攻勢」【投資の日本史】
- 藤原道長が一門の栄華のために活用した「仏教信仰」 それは頼通の平等院に受け継がれ日本人の美意識に影響を与えた【投資の日本史】
- 「遣隋使」「遣唐使」──遭難率4割のハイリスク事業が200余年も継続された理由 人材を“複数の船に均等に”分乗させるリスクマネジメントも【投資の日本史】
- 大和政権が「全国支配」の足がかりとした朝鮮半島「伽耶」への進出 200年超に及ぶ出兵コストに見合ったリターンの中身【投資の日本史】