冬野菜の王者「白菜」と相性バツグンの「とり肉」でつくるメインおかず2品
冬においしくなる野菜といえば白菜。白菜はボリュームがあって安価なうえ、和洋中どんな料理とも相性のよい、この時期には欠かせない食材です。今回は、旬の白菜ととり肉と組み合わせたおかずレシピ2品をご紹介します。 【画像で確認】万能ねぎをたっぷり混ぜたポン酢だれで やみつき味に「白菜ととりむねの重ね蒸し」 ■おいしい白菜の見分け方 まずは、お店で購入するときの白菜の選び方。売り場に並んだ白菜をじっくり見比べて、次のようなものを選んでみてくださいね。 ● 外側の葉がいきいきとした緑色 ● 巻きがしっかりしている ● 葉がすき間なく詰まっている ● 切り口がみずみずしい(1/4カットなどの場合) では、そんな「おいしい白菜」と「とり肉」を使った、おすすめの2品をご紹介しましょう! ■ささ身と白菜の中華クリーム煮 マヨでコクを足して、とろりとなめらかな口当たり 【材料】(2人分) ・白菜・・・ 小1/4株(約400g) ・とりささ身・・・ 4本 ・長ねぎ・・・ 1本 ・とりガラスープの素・・・ 大さじ1/2 ■合わせ調味料 └牛乳 ・・・3/4カップ └おろししょうが ・・・小さじ1 └マヨネーズ ・・・大さじ3 片栗粉 ごま油 【作り方】 1. 白菜は外側を縦半分に切ってから、すべて横3cm幅のそぎ切りにする。ねぎは2cm幅の斜め切りにする。ささ身は3 等分のそぎ切りにし、片栗粉大さじ1をまぶす。 2. フライパンにごま油大さじ1を強めの中火で熱し、ささ身を入れ、途中上下を返して色が変わるまで両面をさっと焼く。白菜、ねぎ、とりガラスープの素、水3/4カップを加え、ふたをして弱めの中火で約10 分煮る。 3. 合わせ調味料を回し入れ、とろみがつくまで強めの中火で混ぜながら煮る。 (1人分390kcal、塩分1.6g レシピ考案/上島亜紀) ■とりむねと白菜の重ね蒸し 万能ねぎをたっぷり混ぜたポン酢だれでやみつき味に 【材料】(2人分) ・白菜・・・ 1/4株(約500g) ・とりむね肉(皮なし)・・・ 1枚(約200g) ・にんじん・・・ 1/2本(約80g) ・削りがつお・・・ 小1袋(約3g) ■ねぎだくポン酢だれ └万能ねぎの小口切り・・・ 4本分 └ポン酢じょうゆ ・・・大さじ2 塩 片栗粉 酒 【作り方】 1. 白菜は横3 等分に切り、縦細切りにする。にんじんはせん切りにする。とり肉は水けをしっかり拭き、一口大の薄いそぎ切りにして、塩小さじ1/4、片栗粉大さじ1/2をもみ込む。 2. フライパンに白菜の2/3量、にんじんの1/2 量を順に広げ、とり肉を重ならないように並べる。残りの白菜とにんじんを順に広げ、削りがつおを散らして酒大さじ2を回しかける。ふたをして、中火で約10 分蒸す。 3. ねぎだくポン酢だれの材料と2の蒸し汁大さじ2を混ぜ、全体に回しかける。 (1人分191kcal、塩分2.3g レシピ考案/上島亜紀) * * * とり肉と一緒にくったり煮込んだ白菜は、うまみがしみこんでたまらないおいしさ! とろ~りクリーム味とポン酢ダレでさっぱり味の2品、どちらも楽しんでみてくださいね。 レシピ考案/上島亜紀 撮影/澤木央子 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田子直美 監修/真木文絵 ※この記事は、過去に雑誌『レタスクラブ』に掲載されたものに加筆、再構成しています。カロリー、塩分は掲載当時のものです。 文=高梨奈々