繰り越した「通帳」の保管場所に困っています。処分しても問題ないでしょうか?
通帳の処分に悩まないためには「Web通帳」も選択肢の一つ
最近では、インターネット上でお金の管理や入出金の取引が可能な銀行もあります。その場合紙の通帳ではなく、Web通帳で取引明細や口座残高を確認できます。 株式会社アイリッジが行った「金融アプリ利用実態調査」によると、全体の7割はいずれかの銀行アプリを利用しているようです。銀行アプリを利用している方の「よく利用する・メリットを感じる機能」としていずれも7割以上が「明細や残高確認ができるところ」と回答しています。 Web通帳であれば、何十年もの取引履歴が確認できるため、通帳を繰り越す必要がありません。さらに、いつでも明細や残高を確認できるため、高い利便性が期待できます。通帳の処分や保管に悩む必要がなくなり、銀行に行く手間も減るでしょう。 Web通帳への切り替えは、無料であることが多いようです。ただし、Web通帳から紙の通帳に切り替える際には、手数料として1000円ほどかかるケースがありますので注意が必要です。
繰り越した古い通帳は処分しても問題ないが、必要になるケースもあるため慎重に!
繰り越したあとの古い通帳は自身で処分して問題ありませんが、ローンを組む際や遺産相続などに通帳が必要になるケースもあります。そのため、数年間分の通帳は保管しておくと安心です。 通帳の処分や保管に頭を悩ませたくない方は、Web通帳の利用も検討してみましょう。通帳を繰り越さなくても、インターネット上で数十年分の取引明細や現在の口座残高を確認できるため、わざわざ銀行に足を運ぶ手間が減るでしょう。 出典 株式会社アイリッジ 金融アプリ利用実態調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部