EBiDAN、グループを横断して“推し”やすい環境 大運動会、冠レギュラー……合同企画に注目
スポーツの日である10月14日、La La arena TOKYO-BAYにてEBiDANメンバーによる大運動会『スポーツマンヒップ!』が行われる。4回目の開催となる今回のイベントは超特急(カイ、リョウガ、ユーキ、タカシ、シューヤ、マサヒロ、アロハ、ハル)、M!LK(塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人)、SUPER★DRAGON、原因は自分にある。、BUDDiiS、ICEx、Lienelのメンバーが参加し、年齢順に伊勢エビ、車エビ、甘エビ、小エビの4チームに分かれて様々な種目で競い合う。会場近くでは撮り下ろし写真の展示やオリジナルのぼりが設置されており、すでに盛り上がりを見せているようだ。本稿では、EBiDAN内のグループ同士での合同イベントが多い彼らについて、グループを問わず応援したくなる魅力に迫る。 【ライブ写真】総勢62名が参加した『EBiDAN THE LIVE CRUISE 2024』 まずはEBiDANとしての地上波初冠レギュラー番組『DAN! DAN! EBiDAN!』(テレビ東京系)。現在シーズン2が放送されているこの番組では、「メンバーがDAN!DAN!と成長、その魅力がDAN!DAN!世の中に広がっていく!」をテーマに毎週様々な企画に彼らが体当たりで挑戦している。最近の放送では番組公式グッズをプロデュースしてプレゼンしたり、EBiDAN THE NEXTと呼ばれる研究生たちのお悩み相談に乗ったりとグループの枠を超えて企画に参加する姿が見られ、番組の終盤にはパフォーマンス映像が放送されるなどEBiDANの魅力を存分に感じることができるこの番組。公式TikTokでは名シーンの切り抜きや楽屋での様子、Instagramではフィルムカメラで激写した撮影の裏側のオフショットが主に投稿され、SNSも含めて大いに盛り上がっている。
『エビライ』はEBiDAN全体のパフォーマンスを見るきっかけに
そして、彼らのステージでの魅力を存分に堪能できるのが毎年夏に開催される合同ライブ『EBiDAN THE LIVE』(以下、『エビライ』)。今年は国立代々木競技場 第一体育館にて8月17日から18日の2日間の3公演にわたって行われた。このライブではEBiDANの全てのグループが一堂に会し、グループごとに楽曲を披露するだけでなく、全員で同じ曲をパフォーマンスしたり、グループを横断してのシャッフルユニットでの楽曲披露など、彼らのステージでの魅力が存分に感じられる機会となっている。単独ライブに行ったことがなくても『エビライ』でグループのパフォーマンスを見られるだけでなく、『エビライ』で見たことをきっかけに単独ライブに行ったりというファンも多いのではないだろうか。 『エビライ』で特に盛り上がるシャッフルユニット企画は、誰がどの曲に参加するかが当日その場で発表される仕組みとなっており、ライブ全体を通してもその日いちばん大きな歓声が上がるシーンのひとつとなっている。EBiDAN公式YouTubeでは、今年の『エビライ』にて超特急・リョウガ、タカシ、M!LK・塩﨑、SUPER★DRAGON・松村和哉、ONE N' ONLY・REI、原因は自分にある。・吉澤要人がLienelの「純情シンドローム」をカバーしたシャッフルユニットのステージ映像が投稿されている。衣装もそのグループの担当ポジションのメンバーのものを着ることとなっており、普段所属しているグループとはまた違う姿を見られる貴重な機会でもあるのだ。またEBiDANメンバーは全員がInstagramの個人アカウントを所持しているため、公演後に数多くのオフショットが投稿されることを楽しみにしているファンも多いだろう。 EBiDANのグループはとにかく個性が豊かで似通ったグループがないことも、複数のグループに興味が湧く所以のひとつかもしれない。歌とダンスで主な担当が分かれているグループと全員が歌って踊るグループからギターデュオまで、人数や形態も様々。超特急は“メインダンサー&バックボーカル”という体制をとっていたり、ONE N' ONLYは自身の音楽においてJ-POPとK-POP融合した“JK-POP”にさらにラテンミュージックを取り込んだ“ジャティンポップ”を掲げていたりと、新たな概念を生み出す唯一無二さも他の事務所のグループでは感じられないEBiDAN独自の魅力であると言えるだろう。
池田夏葉