プロ化前に北澤豪は「ホンダでバイクを作っていた」。大変だったサッカーと社業の両立「エンジンがドーンと。寝る時間なかったもん」
「エンジンを解体する。で、組み立てる」
元日本代表MFの北澤豪氏が、播戸竜二氏の公式YouTubeチャンネルに出演。Jリーグが誕生する前を振り返った。 【動画】元日本代表MF北澤豪がJ開幕以前を振り返る! 北澤氏は、修徳高を卒業後の1987年に当時の国内トップリーグだった日本サッカーリーグの本田技研工業(現・Honda FC)に加入。93年のJリーグ発足前の時代、選手たちはサッカーと社業を両立していたという。 面接を含めた試験を経て入社した北澤氏は、「ホンダでバイクを作っていた」と回想する。 「研修、エンジンがドーンと置いてあるわけ。4人組とかで解体する。で、今度解体したと思ったら組み立てるんだよ。それがみんなできている。(自分はまだ)できないじゃん。大変だった。寝る時間なかったもん。やるんだよ」 また、先輩選手のなかには、故障した自動車をあっさりと直せる猛者もおり、北澤氏は「すげーな本田技研と思ったもん」と述懐する。 プロ化前の選手たちの逸話に、播戸氏は「今の選手は100%できないじゃないですか」と感心した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部