飯豊連峰で遭難、4日ぶり発見 山形の山荘付近、衰弱状態
山形県警小国署は18日、山形、福島、新潟の3県にまたがる飯豊連峰で14日から行方が分からなくなっていた東京都足立区の会社員横山正さん(53)が、入山したとみられる場所の近くで見つかったと発表した。意識はあり、会話できる状態だが、衰弱して右足と腰の痛みを訴えているという。 署によると、横山さんは14日朝、家族に「釣りに行く」と伝えたまま戻らず、連絡が取れなくなっていた。宿泊用の装備は持っていなかったといい、登山口では、乗っていたとみられる軽自動車が見つかった。 18日午後2時50分ごろ、ドライブしていた男性が、山形県小国町小玉川の山荘付近の道路端に横たわっている横山さんを見つけた。