マティプに続き…チアゴ・アルカンタラもリヴァプールに別れ「間違いなく人生を変える経験だった」
リヴァプールは17日、チアゴ・アルカンタラが契約満了により、今季終了後に退団することを発表した。 熾烈なCL権争い!プレミアリーグ順位表 バルセロナ下部組織出身で2009年にトップチームデビューを果たし、2度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇など若くして栄光を掴んできたチアゴ。2013年には当時恩師ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いていたバイエルンへ加入すると、そこでも7度のブンデスリーガ制覇や2019-20シーズンには三冠を達成した。 2020年夏から加入したリヴァプールでも加入当初は圧倒的な技術とセンスを武器に活躍し、2021-22シーズンは2つのカップ戦制覇に貢献。在籍4シーズンで公式戦98試合3ゴール6アシストを記録していた。 しかし、近年は負傷に悩まされ、現在も5月に受けた股関節の手術で離脱が続いており、今シーズンはプレミアリーグでわずか5分間の出場に留まっていた。 今シーズン終了後にリヴァプールを離れることになったチアゴは、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 「この街、このクラブ、そしてこのコミュニティの一員になれた機会に感謝している。初日から僕が受けたサポートは信じられないものだった。アンフィールドの声援、KOPのチャント、驚いたし、圧倒的だった」 「特別なクラブには特別なファンがいる」 「4年間は僕と家族にとって学びの時間だった。勝つこともあれば負けることもある。間違いなく人生を変える経験だった」 「チームメイト、コーチ、スタッフ、クラブの従業員、みんな全員がその一員だった。そしてファンの皆には言葉が出ない。心からの感謝を永遠に忘れないことを知っておいて欲しい。ありがとう。とても光栄だった」