通信費は夫婦で月3000円未満「厚切りジェイソン流」シンプルな“お金の増やし方”
彼は2007年に100万ドルを使い、インデックスファンドと、優秀なファンドマネジャーが運用するヘッジファンド、どちらが10年後に利益を出すか賭けをしたんだ。 結果はインデックスファンドの利回りが年7.1%、ヘッジファンドが2.2%で、バフェットが見事大勝利を飾ったんだ。 投資のプロでも市場が読めないのに、素人の僕が結果を出せるわけないじゃん。それで、インデックスファンド一択になったんだ。 ■CRSP USファンドとは
・米国株ファンドを選ぶ 僕が定期的にコツコツ積み立てているのは、米国株のインデックスファンド。全米株式市場の大型株から小型株まで約4000銘柄を時価総額で加重平均した指数である「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」という株価指数に連動するものだ。 以前は、ニューヨーク証券取引所やNASDAQ(米店頭株式市場)に上場している企業の中から主要500銘柄を選び時価総額で指数化した「S&P500」に連動するインデックスファンドに投資していた。
でも、中小企業までカバーするCRSP USに魅力を覚えて変えたんだ。 僕に米国で起業した経験があることは知っている? 投資家にもたくさん接したよ。米国人はスタートアップ投資が大好き。もちろん、日本人以上にだ。 投資家のバックアップを受けて、若い企業が飛躍的に成長するチャンスがあるからこそ、CRSP US連動型のファンドを選んだ。組み入れ銘柄が多く、分散投資にもなる。 最近はインド株や半導体関連株に投資するファンドもあるけど、それは分散投資とはいえないから、流行しても僕は手を出さないと思う。
・結局はグローバル投資 米国株だけが対象なら分散投資にならない? それは誤解だよ。だって、僕たちが使うパソコンにはマイクロソフトのOS(基本ソフト)が入っていて、携帯はアップルのiPhone。Googleで検索する。日常的に使っているものは米国発のものだけど、それらの会社は日本だけじゃなくて、ヨーロッパ、インドにも進出している。米国の主要銘柄に投資するというのは、実はグローバル分散投資と変わらないんだ。