MVPボディビルダーが教える「正月太りから腹筋を割る」シンプルな方法
昨年12月に『2024ゴールドジムジャパンカップ』(東京・品川)で[ボディビル70kg以下級]で優勝し2年ぶりの大会MVPも獲得した元”K-1通訳”中村真利男(40)。その極限のマッスルボディの彼に正月太りから腹筋を割る方法を教えてもらった。 【フォト】中村の腹筋!バルクアップした極限ボディ、鬼の背筋も 中村に、脂肪のつきやすい冬”お腹を割りたい”人たちへのアドバイスを聞いてみた。やはりジム通いが必須かと思いきや「そんなことも無いんじゃないですか。お腹だったら、朝ちょっと腹筋をやる習慣をつけるだけでも良い。ご飯の前に代謝を上げちゃえば、朝のその後のバタバタ動く中で、脂肪燃焼作用がブーストするかな」と、朝食前の習慣に取り入れるだけで変わると言う。 もっとも割れた腹筋は「ちょっと体脂肪落とさないと見えてこない」とのこと。では有酸素運動か。 「今は朝だと寒くて、外に出づらい。だから本当、朝に腹筋をやること。100回もやれば結構、ランニング30分くらいの消費カロリーがあるんじゃないですか」と回数をこなすことで体脂肪減も狙えるとのことだ。 体脂肪をできるだけ早く燃やすとなると、腹筋だけでなく、体で最も筋肉の多い下半身(お尻、太もも)を鍛えるスクワットもプラスすると良いだろう。加えて朝の空腹時の運動やウオーキングなどは効果的に脂肪が燃焼すると言われている。しばらく空腹状態が続くと体内のグリコーゲン貯蔵が枯渇し、脂肪を燃料として使うためだ。 更に「私は脂肪燃焼用のサプリを摂ってないんです。普段のプロテインとかで、ちょっと糖質が少ないとか、低脂質のものを摂ると、余分なカロリーを摂らなくていいかな」とこれも普段の小さな習慣が大事だと言う。 お腹を割るには「食生活と運動」と微笑んだ。 中村はドイツから日本に栄養食品を紹介する仕事もしており、小麦不使用、砂糖不使用のプロテインバーや、高機能食品であるオーツ麦を主原料としたエネルギーバーを輸入販売の経験もある。 日常の中でも意識して身体を作る”中村流”なら、私たちもナイスバディを目指せそうだ。