スタン・ハンセンが42年前に客席に投げ入れたテンガロンハット、驚がくの鑑定額にファン歓喜
12日放送のテレビ東京系「開運!なんでも鑑定団」(火曜・午後8時54分)で、往年の名プロレスラー・スタン・ハンセンが客席に投げ入れたテンガロハットが驚がくの鑑定額をたたき出す一幕があった。 この日の番組では「第29回スポーツグッズ鑑定大会」を開催。 学生時代にレスラーの追っかけをしていたという池田正一さんが持ち込んだのが、ハンセンが1982年12月13日の全日本プロレス・世界最強タッグ決定リーグ公式戦、ハンセン、ブルーザー・ブロディ組対ドリー・ファンク・ジュニア、テリー・ファンク組の試合前に客席に投げ込んだテンガロンハットだった。 当時15歳の池田さんは「ブーメランのように私の元にピンポイントで飛んできた」というハットをキャッチ。試合から42年後の今年3月、来日していたハンセンに知人を介して会い、サインも入れてもらったハットの鑑定額は池田さん自身の評価額10万円をはるかに上回る100万円。 鑑定人のプロレスショップ「闘道館」館長・泉高志さんは「ハンセンが82年後半、ずっとかぶっていたテンガロンハットです。ラリー・マハン製です。ハンセンは日本で25年間、現役時代があったんですけど、(ハットを)投げたのは10回あるか、ないか。ここ一番のビッグマッチだけ投げてたんですね。世界最強タッグ最終戦のブロディとの超獣コンビはプロレス黄金期の象徴的存在。キャッチされた池田さんは本当にラッキーだと思います」と高評価の理由を明かした。
報知新聞社