AI野々村真、介護施設で活用「運動は気分転換になりますよ」 本人も視察 活躍ぶりを取材
日テレNEWS NNN
タレントの野々村真さん(60)をモデルにした『AI野々村真』が、介護施設で活用されています。実際どのように役立てられているのか取材しました。 【画像】野々村真がAI化 高齢者の話し相手に
埼玉県にあるシニア向けの介護施設。入居者と会話していたのが、タレントの野々村真さんをモデルにした『AI野々村真』です。AIが話し相手となることで、高齢者の認知機能の改善や介護施設での人材不足の解決などを目的として開発されました。今年6月から実証実験をはじめ一部の介護施設に導入されています。 この日、野々村さん本人がAIの働きぶりを確認するため、施設を訪問しました。『AI野々村真』が、「楽しんでいる趣味や活動はありますか?」と入居者に聞くと、「いま・・・」と、反応に困ってしまいました。
すると『AI野々村真』は、「例えば、僕は最近ランニングをはじめて、10キロメートル走っています。運動は気分転換になりますよ」と、“例え話”を使い、相手に質問の意図を“わかりやすく”伝えると、趣味に悩んでいた入居者は、「毎日トランプとか体操はいいですね」と、答えられました。
野々村真さんは、「若さって体もだけど心身共に元気じゃないとだめなので、(AI野々村真で)これからどんどん楽しんでもらえるような気がして、明るい希望しかないですね」と、話しました。 (9月17日放送『news every.』より)