【新・旧NISA】認知度・利用状況ともに“地方在住者”が低い傾向…約半数が知ってても利用しない“理由”とは?
NISAの認知度を調査
企業年金・退職金制度の導入・設計をサポートする「ベター・プレイス」が、「新NISA(少額投資非課税制度)利用状況に関するアンケート 三大都市圏・他地域比較」を実施し、その結果を発表しました。調査は、2024年3月7日(木)、全国20~50代の男女368人を対象にインターネット上で行われました。 【画像】「なるほど…」これが、NISAを【やらない理由】です!
三大都市圏とその他地域の新旧NISAの利用状況
NISAの認知度を調査したところ、知っていると答えた人は三大都市圏で58.6%、他地域では42.8%と15ポイント以上の差がありました。 NISAを知っている人に利用状況を聞いたところ、「新NISAを利用していない」(旧NISAは利用していたが新NISAは利用していない/以前は利用していたが利用していない/どちらも利用したことがない)と答えた人は、三大都市圏で49.1%、他地域では54.9%でした。旧・新NISAを「どちらも利用したことがない」と答えた人は、三大都市圏では31.1%、他地域では41.6%と10.5ポイントの差がありました。 NISAについて「聞いたことはある」という人に、NISAが投資に関する制度であることを認識しているか調査したところ、「知っている」と答えた人は三大都市圏では81.5%、他地域では61.3%という結果となりました。
知っていても利用しない理由は?
NISAを知っていてもこれまで利用したことがない人に、利用しない理由を聞いたところ、「投資に回すお金がないから」が三大都市圏で47.4%、他地域で27.7%と共に1位、また、三大都市圏、他地域共に「特に理由はない」が2位という結果となりました。 NISAを知っていてもこれまで利用したことがない人に、どのような状況になったらNISAを利用するのか聞いたところ、「給料があがったら」と答えた人が三大都市圏で47.4%と約半数、他地域でも36.2%で共に1位という結果となりました。さらに三大都市圏では「利用はしないと思う」と答えた人が2番目に多く、他地域より12.5ポイント高い31.6%でした。 また、他地域では「手続きが簡単になったら」利用するという回答が23.4%で2位となり、三大都市圏よりも18.1ポイント高い結果となりました。