【黒木メイサ】7年ぶり地上波ドラマ出演! 「色々な人生経験を積んだ今だからこそ、作品づくりと自分がどう向き合えるのかを考えていました」
7月より放送のドラマ『降り積もれ孤独な死よ』で、7年ぶり地上波ドラマ出演と注目を集めている俳優・黒木メイサさんがVOCEウェブに登場! 〈画像〉黒木メイサの「インタビューショット」全部見せ! 日本とハワイを拠点とし、俳優として2児の母として、色々な姿を持つ黒木メイサさん。作品のことはもちろん、忙しい日々でも変わらぬ美しさを保つその秘訣まで、たくさんお話を伺ってきました。
「現場でどういう反応が起きるのか、演じるのが楽しみ」
──今回のドラマ『降り積もれ孤独な死よ』が7年ぶり地上波ドラマ出演となりますが、出演を決めた際はどんなお気持ちでしたか? 「お芝居をすること自体が約6年ぶりなので、ちょっと緊張したというのはあるんですけど、今後作品づくりというのを前向きにしていけたら嬉しいなと思っていたタイミングだったので、お声がけいただけて嬉しかったです。 15歳からお仕事をしてきて、仕事面でもプライベートでも色々な人生経験を積んできた中で、今の私が作品づくりに向き合ったらどうなるんだろう、今までとはまた違う視点から物事が見えるのかな?とちょうど考えていたところだったんです。今はまだ現場に入っていないので(取材当時)、台本を読んでイメージを膨らませながら、現場でどういう反応が起きていくのか楽しみにしています」
──脚本を読まれた際はいかがでしたか?
「現在と過去が交錯して進んでいくストーリーに、純粋に引き込まれました。現代の社会問題や若者たちに向けた視点やメッセージ性もあるので、それを作品として世の中に伝えていける一人になれるということもすごく嬉しいなと感じましたね」
──黒木さんが演じられる五味明日香の役づくりで考えていることと、ご自身にリンクするなと感じる部分があれば教えてください。
「成田凌さん演じる主人公・冴木の先輩刑事役でクールで頼れるイメージがあるのですが、たまに見せる事件に対する熱い想いもしっかり演じながら、冴木のパートナーとして心地良い存在でいられたらいいなと思っています。 五味はきっと、男社会の中で生きてきて色々なことを経験してきて、口では強めなことを言っていても、実はすごく後輩思いだったりすると思うんです。私も色々な経験を重ねて今年36歳になり、現場にも後輩たちがたくさんいるので、自分自身のリアルな部分を反映しつつ、ナチュラルに受け止められるようなキャラクターを演じられたら、と思っています」