物価高で苦しむ家庭に“リユース子ども服”を無償で届けたい！ 子ども服のリユースショップが立ち上げたクラウドファンディングに注目
モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」（毎週月曜～金曜6:00～9:00）。「NEW TREND ONE」のコーナーでは、今、新しい生活の中で注目されているアイテム・企業・人物などにフォーカスします。 4月1日（月）の放送では、東京・練馬にある完全無人店舗のリユース子こども服店「めぐりふく」に注目！ 同店が立ち上げた、全国の生活困窮家庭にリユース子ども服を無料で届けるクラウドファンディングを紹介しました。
◆リユース子ども服を寄付するプロジェクトを紹介
4月になり新年度がスタート。幼稚園・保育園の入園式、小学校の入学式を心待ちにする子どもたちが全国にたくさんいます。また、学用品の準備に追われるなか、成長する子どもに合わせて新しい服を買い替えたいと検討する親御さんも少なくないはずです。 同級生の親同志で子ども服を譲り合うことはありがたいですが、子どもを保育園に預けてフルタイムで働く場合、親同士の交流ができないケースも。近年の物価高の影響を受け、金銭的な面で服の購入が難しい家庭があることも考えられます。 東京都練馬区江古田の商店街で完全無人店舗のリユース子ども服店を運営する「めぐりふく」では、2,000枚の子ども服を200人の子どもへ無料に届けるため、クラウドファンディング「CAMPFIRE（キャンプファイヤー）」で「めぐりふくプロジェクト」を開始しました。 2021年5月にオープンした「めぐりふく」は、すぐにサイズアウトしてしまう子ども服やオモチャを、店頭のリユース品回収ボックスに寄付してもらい、リユース子ども服を中心に靴、おもちゃ、ベビー用品、マタニティ用品などを販売しています。 今回「めぐりふく」では、クラウドファンディングで商品の服を無料で届ける「めぐりふくプロジェクト」を発足しました。リユース子ども服は子どもたちへ無償提供している、以下の団体に寄贈されます。 ■寄贈先 ・NPO法人公共こども催事機構「親子サロン-LaPark-」（大阪府吹田市） ・NPO法人てしおて「フードバンクてしおて・萬世てしおて食堂」（鹿児島県） クラウドファンディングによって集められた寄付金は、各団体に服を送る際の送料や、服の代金に充てられます。「めぐりふく」では今回の活動を通して、子育てにかかる費用を少しでも抑えることに貢献できることを考えています。 クラウドファンディング「CAMPFIRE」で「めぐりふく」が立ち上げたプロジェクト名は「リユース子ども服を無料で届けたい！【めぐりふくプロジェクト】子ども服で社会貢献」です（募集期間：2024年4月28日（日）まで） また、子ども服の無償提供をおこなっている団体は全国各地に存在しています。子どものために服が必要なものの経済的に余裕がない方は、お住まいの地域の近くに活動団体がないかチェックしてみてください。 （TOKYO FM「ONE MORNING」2024年4月1日（月）放送より）
