万博公式キャラクター「ミャクミャク」器物損壊容疑の被害届を警察が受理 14~15センチの傷など複数
(記者リポート)「こちらのモニュメントに近づいてみますと、目の辺りに大きな傷が3か所ほどついていて、下の方をよく見ると破片とみられるものが散乱しています」 傷がつけられているのが見つかったのは大阪市役所の前に設置された大阪・関西万博の公式キャラクター・ミャクミャクのモニュメントです。大阪市によりますと、13日の午前6時半過ぎ、警備員が十数cmの傷が複数あることに気付いたということです。 ミャクミャク像は、万博開催500日前を記念して去年11月に設置され、幅が約3.3m、高さが約2mあり、623万円あまりの予算がかけられています。 故意に傷つけられたとみて、大阪府が被害届を提出、警察が器物損壊の疑いで受理したということです。
大阪市の横山市長は、「非常に残念な事案になっている。警察と連携して厳正に対処していきたい。もう400日を切ってますから、しっかり万博を発信していきたい」と話しました。 また、吉村知事は、「動機はまだわからないが、暴力行為とか犯罪行為とかはどんな理由があってもやめてもらいたい」と話しました。