ロナウドあと一歩及ばず涙 サウジアラビア国王杯・決勝
アル・ヒラルが優勝し三冠
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルは5月31日、サウジアラビア国王杯「キングス・カップ」決勝でアル・ヒラルと対戦した。 試合は序盤にアル・ヒラルのアレクサンダル・ミトロビッチが先制も、終了間際の88分にアル・ナスルのアイマン・ヤヒヤが得点し同点に追いつく。 1-1のまま延長戦でも決着はつかず、PK戦に突入。一人が外したアル・ナスルに対してアル・ヒラルは全員が決めて4-5となり勝負が決した。 終盤にかけて両チームで合計3人の退場者が出る激しい試合に勝利したアル・ヒラルは見事、国内三冠を達成。 絶対的な王者に土をつけるところまであと一歩だったアル・ナスルのロナウド(39歳)は、ピッチに四つん這いになって、まるで少年のように泣きじゃくった。 無冠に終わったロナウドだが、2023-24シーズンはサウジアラビアリーグ史上最多得点を記録。サッカーに対する情熱はまだ衰えていないようだ。
構成/ザ・ワールド編集部