石川佳純さん、パリ五輪に臨む日本選手団へエール「金貨、銀貨のように素晴らしい輝きを」 五輪記念コインをPR
卓球女子で五輪3大会連続メダリストの石川佳純さんが12日、都内の在日フランス大使館で行われたパリ五輪公式記念コインの発表会に出席した。石川さんは「繊細なデザインでかっこいい。家に飾りたい」と笑顔でPR。開幕を約1か月半後に控える日本選手団には「金貨、銀貨のように素晴らしい輝きを目指して戦ってくれると思う」とエールを送った。 昨年に現役を引退した石川さんは、フジテレビ系のパリ五輪テレビ中継のスペシャルキャスターとして現地で活動する。卓球日本代表には「比較的若いチームでその分、勢いがあり、実力も兼ね備えたチームだと思う。中国の壁はもちろんすごく厚いけど、それを乗り越えていってほしい」と期待。また、開催国フランスも男女ともに力をつけており、「東京五輪以降、グングン力を伸ばしている。母国開催ということでいつも以上に良いプレーをしてくると思うので、日本の選手も負けない勢いを持って戦ってほしい」と語った。 卓球以外で注目する競技については「なかなか絞れない」と悩みつつ、新種目のブレイキンを挙げた。「取材でSHIGEKIX(半井重幸)選手の練習を間近で見させてもらい、迫力とスピード感に感動した。本番のプレーもすごく楽しみ」と声を弾ませた。 公式記念コインはエッフェル塔などの名所をデザインした6種類の金貨とフェンシング、ハンドボールなど競技を描いた4種類の銀貨が17日から販売される。最高価格は聖火とトーチを描いた500ユーロ金貨で、税込み429万円で販売される。
報知新聞社