【衆院選】県内小選挙区の結果は自民2人国民1人当選 立憲は比例復活1人《長崎》
NIB長崎国際テレビ
27日に行われた衆議院選挙は、県内3つの小選挙区で いずれも前職の自民2人と国民1人が当選しました。
(当選した 西岡秀子氏) 「仲間が増えたことで また改めてがんばっていこうと。 改めて1区の議席を預かる責任の重さを痛感し、頑張らなければいけない」
長崎1区は西岡氏が8万7000票あまりを獲得し、自民の下条 博文氏ら4人の新人を退け、3度目の当選を果たしました。
▽長崎2区 “ウラ金” めぐり前職2人が激戦し自民当選 立憲は比例復活
自民党の裏金問題を巡って激戦となった長崎2区。 自民・前職の加藤 竜祥氏が立憲・前職の山田 勝彦氏を1万4000票あまり上回る9万6095票を獲得し、2度目の当選を果たしました。
(当選した 加藤竜祥氏) 「まずはしっかりとこの(政治とカネの)問題に向き合うこと。直視をすることが自民党全体に求められている。 地方創生の光が輝くように、しっかりとこれからも精進していく決意だ」 一方 山田氏は比例代表で復活当選を果たし、議席を獲得しました。
(比例で復活 山田勝彦氏) 「裏金を作らせないための法律を、今一度作らないといけない。 改めて国会に戻り、本当の意味での政治改革を勧めなければならない」
▽長崎3区「厳しい、厳しい戦いだった」
3つどもえの戦いとなった3区では、自民・前職の金子 容三氏が2度目の当選。 9万930票を獲得し、立憲・元職の末次 精一氏に約2万2000票の差をつけました。
(当選した 金子容三氏) 「国民の皆様方の政治に対しての信頼が失われ、厳しい、厳しい戦いだった。 でも必ず、皆様方の声をこれからしっかりと国に届けていきたいという覚悟でおります」 県選挙管理委員会によりますと、県内の小選挙区の投票率は前回より4.41ポイント低い52.48%で、 戦後2番目の低さとなりました。