ウィリアム皇太子、今年1年を振り返る「残酷な年だった」
今週、南アフリカを訪れていたウィリアム皇太子。訪問中の最後となるインタビューで今年1年を振り返った。 【写真】偶然? キャサリン皇太子妃とイヴァンカ・トランプのそっくりコーディネート集
今年はキャサリン皇太子妃とチャールズ国王ががんの診断を受け、それぞれが治療に取り組むという試練の年だった英国王室。ウィリアム皇太子は「恐ろしい年だった。人生で一番つらかった1年かもしれない」と率直に語った。「だから他の諸々のことを切り抜け、軌道に乗せようとすることがとても難しかった」「妻を誇りに思う。父のことも誇りに思う。でも個人的な観点から見れば今年は残酷な年だった」。治療に向き合った皇太子妃と国王への賞賛の言葉を口にしつつもやはり厳しい1年だったと振り返った。
皇太子妃は9月に、化学治療を終えたことを報告した。皇太子妃の近況を聞かれると「元気にやっている」と皇太子。「今年これほどリラックスしたことはない。みんながそれを目にしているのをとても面白く思う」と続けた。「でもただひたすらやり続けるしかない。自分の仕事を楽しみ、自分のペースを保ち、家族との時間も確保することを楽しんでいる」。
先月初め、サウスポートを訪れ殺傷事件の遺族たちと対面して以来、公の場所に出てきていない皇太子妃。週末に行われるリメンブランスデーの追悼行事には出席するのではないかと見られている。またここ数年恒例になっているクリスマスキャロルのコンサートも計画を進めているという。元気な姿が見られるのを楽しみにしたい。