高橋文哉、永野芽郁は“からかい上手” 嫌じゃないのは「永野さんの人柄のおかげ」
永野芽郁が、6月19日に都内で開催された映画「からかい上手の高木さん」大ヒット御礼舞台あいさつに、高橋文哉と登壇した。 【写真】笑顔で手を振る永野芽郁、高橋文哉(写真左から) ■映画「からかい上手の高木さん」 映画「からかい上手の高木さん」は、山本崇一朗によるシリーズ累計1200万部突破の同名人気コミックを実写映画化したもので、10年越しの淡く、ピュアで、愛おしい初恋を描いたもの。とある島の中学校で、隣の席になった女の子・高木さん(月島琉衣)に、何かとからかわれている男の子・西片(黒川想矢)。2人はかけがえのない毎日を送っていたが、ある日離れ離れになってしまう。それから10年後、母校で体育教師として奮闘する西片(高橋)の前に、高木さん(永野)が教育実習生として現れるというストーリー。 ■観客から寄せられた感想コメント感無量 舞台あいさつでは、観客から寄せられた感想コメントを見ながら2人がトークを展開。 永野は「思いを伝えることの大切さや、難しさがとても繊細に表現されていて、すごく響きました」というメッセージを挙げ、「思いを伝えることって簡単に見えて一番難しいことじゃないですか。伝えることが全てじゃないし、伝えることがもしかしたら相手にとってしんどくなることかもしれないし。そんな人を思いやっている姿が(ロケ地の)小豆島の空気でとてもきれいに描かれている映画なので、それが伝わってくれているんだなと思ってうれしいですね」と明かした。 ■永野芽郁の“からかい”が杉山真也アナにさく裂 そんな中、司会者のTBS・杉山真也アナから「永野さんはからかい上手でしたか?」と聞かれた高橋が「からかい上手ですよ。高木さんにもあふれている、観ている側もからかわれる側も『なぜこんなにも嫌じゃないのか』という感じは、からかう流儀があるのか分かりませんけど、永野さんの人柄のおかげでそう見えないのかなって僕自身思いましたし、西片をやっていても心地良さもそこから来ていたのかなと」と返答。 それを受けた永野は「(流儀など)そんなものはないですよ(笑)。でも、自分で気付いていないところが、もしかしたら高木さんと似ているからかい上手なところかもしれないですね」とにっこり。 その後、杉山アナが「大ヒット舞台あいさつということで、こんな人たちからメッセージが届いております。私からご紹介したいと思います」と紹介すると、永野は「映像じゃないんだ!? 映像みたいなテンションだったから。あ、映像じゃないんだぁ」と大袈裟に肩を落とし、「(手紙の差出人に)成り切って読んでくださいね」とにやり。 焦る杉山アナに、高橋が「杉山さん! 今、からかわれています!」とアドバイスすると、杉山アナは「からかい上手…! でも、うれしい」と思わず笑顔を見せていた。 ◆取材・文=原田健