【中日】小笠原慎之介、米国大手マネジメント会社と代理人契約締結 メジャー挑戦は「夢」
中日小笠原慎之介投手（26）が9月30日、米国の大手マネジメント会社「WME（ウィリアム・モリス・エンデバー）」と代理人契約を結んでいることを明かした。 【写真】ヘッドホンを着けて練習する小笠原 「そもそも向こう（メジャー）に行くとか、行かないとかの問題ではなく、契約交渉についてはプロじゃないから、自分でしたくない。だったらプロにお願いしようと契約した」。22年に代理人契約を結んだが、日本での契約更改交渉では、代理人は日本の弁護士資格を持っていることが条件のため、交渉には立ち会えなかった。 代理人契約は、小笠原側からのラブコールではなく、WME側からの接触。メジャーへの挑戦は小笠原にとっては「夢」の1つで、「チャンスがあるなら、その人（代理人）の力を借りて、（メジャーに）行きたいなと思っている」と、新天地への架け橋役として期待する。一昨年オフから米国で単独自主トレを始めたのも、WMEのサポートで始まった。 今季は23試合に登板、5勝11敗、防御率2・99。勝ち星には恵まれなかったが、高橋宏と先発ローテの軸としてフル回転。残り1回2／3で4年連続でシーズン規定投球回に到達する。5日DeNA戦（バンテリンドーム）で先発予定の小笠原は、チーム全休のこの日、たった1人でナゴヤ球場で調整。左腕のオフの動向に注目が高まる。【伊東大介】
