バンド結成から60周年 スモール・フェイセスのIMMEDIATE時代の全5作品が13年ぶりに国内盤CD復刻
ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・フー、キンクスと並ぶ1960年代ブリティッシュ・ビートのビッグ5、スモール・フェイセスのアルバムが新装リマスターで復刻。 2025年はバンド結成60周年であると同時にイミディエイト・レーベル設立60周年となる記念すべきアニバーサリー・イヤー。今後イミディエイトのカタログが続々とリリース予定。 第1弾発売となるスモール・フェイセスはスティーヴ・マリオット(g,vo)、ロニー・レイン(b,vo)、ケニー・ジョーンズ(ds)、イアン・マクレガン(key)が結成、1965年にデッカ・レコードよりデビュー。R&Bを基調としたサウンドで「シャ・ラ・ラ・ラ・リー」「オール・オア・ナッシング」がヒットし、そのトレンディな感覚は同時代のザ・フーと共にモッズたちの人気を集めました。 1967年、設立間もない新興レーベル「イミディエイト」へ移籍。折からのサイケデリック・ムーヴメントの影響もあって音楽性も多彩になり「イチクー・パーク」「涙の少年兵」「レイジー・サンデイ」等のヒットを放っていましたが、69年にスティーヴ・マリオットが脱退。元ハードのピーター・フランプトンと新バンド、ハンブル・パイを結成したため、残りのメンバーたちはジェフ・ベック・グループにいたロッド・スチュワート(vo)とロン・ウッド(g)を迎え、新たにフェイセスとして再出発しました。 今回の復刻ではアルバム『スモール・フェイセス』、『ゼア・アー・バット・フォー・スモール・フェイセス』、『オグデンズ・ナット・ゴーン・フレイク』のそれぞれにオリジナル・ステレオとモノラルを全て収録。当時ドイツだけでリリースされた編集盤『イン・メモリアム』には1967年から1969年の間にスモール・フェイセスがリリースした全シングルのA / B面を追加収録。当時LP2枚組でリリースされた『オータム・ストーン』は22曲全てを収録。 最新リマスターによる迫力のあるサウンドが聴きどころです。