福岡県久留米市の中央卸売市場を開放、模擬競り楽しむ家族連れ…「はい」と声張り上げ競り落とす
福岡県久留米市諏訪野町の市中央卸売市場を開放するイベント「市場まつり」が23日開かれ、家族連れらが模擬競りなどを楽しんだ。 【写真】「太陽のタマゴ」初競り、過去最高70万円…宮崎県特産のブランド完熟マンゴー
市中央卸売市場自治会と市が主催。通常、関係者以外は立ち入れない市場の雰囲気を体験してもらい、食を支える市場の機能を知ってもらおうと企画された。
この日、市場には仲卸業者や市内の飲食店約30店舗が並び、野菜や果物などを販売。詰め放題や、フォークリフトの体験乗車のブースも設けられた。
青果の模擬競りには約200人が参加。競り人が野菜の詰め合わせやフルーツなどを掲げながら、威勢のいい声で少しずつ値段を上げていくと、参加者は「はい」と声を張り上げ、手を挙げてアピール。普段の半額以下で競り落としていった。
家族で野菜の詰め合わせを競り落とした市立日吉小2年の児童(7)は「パパと一緒に大きい声を出した。楽しかった」と笑顔で話した。