【ジラール・ペルゴ】新作「ロレアート」はピンクゴールドの艶やかな輝きと美しい文字盤カラーが魅力
230年以上の歴史を誇るスイスウオッチの老舗【ジラール・ペルゴ(GIRARD-PERREGAUX)】から最新モデルが登場。ブランドの代表的コレクション「ロレアート」より、ピンクゴールド製ケースにセージグリーンとウルトラマリンブルーの文字盤を用いた2モデルが発売となり、価格は730万4000円(税込)。
文字盤には伝統のクル・ド・パリ装飾
今回「ロレアート」コレクションにセージグリーンとウルトラマリンブルーの文字盤を採用する2つのピンクゴールドモデルが新たに仲間入りした。どちらの文字盤にも伝統あるクル・ド・パリの装飾が施されており、多数のピラミッドが連なるような独特のデザインが特徴となる。この文字盤に光が当たると、ピラミッドに小さな輝きと影が生まれ、さまざまな色調の変化を演出。ピンクゴールド製ケースの艶やかな輝きとの優美なコンビネーションは、本機最大の見どころといえるだろう。
初代モデルのデザインコードは踏襲
1975年発表の初代モデルから受け継がれるデザインコードはしっかり踏襲されており、八角形のベゼルを円形の台座の上にセッティングし、その台座を角張ったトノー型ケースの上にレイアウトする。部位ごとにポリッシュ仕上げとサテン仕上げの異なる仕上げを施し、質感の違いを生み出すことで、フォルムの独創性をより強調。時計愛好家であれば、遠目から見ても「ロレアート」とすぐに分かるスタイルを作り上げた。また、特徴的な一体型ブレスレットは、人間工学に基づき腕元にぴったりと沿うように設計されており、装着感は快適そのものだ。
文字盤カラーと揃え、ディテールをアレンジ
ディテールの作り込みも徹底しており、ゴールドバトン型の時分針とバーインデックスは文字盤のカラーと合わせて、ウルトラマリンブルーまたはセージグリーンで描き、デザインの一体感を醸成。蓄光塗料が針とインデックスには塗布されており、暗所での視認性も確保する。フランジのミニッツトラックに届きそうなほど、カウンターウェイト付きのセンターセコンドは長く作られているが、これは視認性を考慮したもの。3時位置にはデイト表示が配され、こちらも文字盤と揃えたカラーでディスクがデザインされている。