大谷は効率的な方法で歴史を追いかけている(C)Getty Images

　ドジャースの大谷翔平が現地時間9月18日（日本時間19日）、敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場し、初回の第1打席に左前打で出塁。その後、26回連続盗塁成功となる二盗を決め、デーブ・ロバーツ監督が現役時代に記録した49盗塁に並んだ。 【動画】大台50盗塁へリーチ！大谷翔平が49盗塁を達成するシーン 　これで大谷は「48‐49」を達成したが、『MLBの公式インスタグラム』は過去の「40-40」達成者のある指標を比較している。 　　 　それには「ショウヘイ・オオタニはできるだけ効率的な方法で歴史を追いかけていると」記し、記録達成者の「盗塁成功率」が紹介されている。大谷はこの日までで53回盗塁を試みて49盗塁に成功。アウトはわずか4回のみで、成功率は92.5％という驚愕の数字を叩き出している。 　ちなみに初代達成者で1988年に42本塁打・40盗塁を記録したホセ・カンセコ（アスレチックス）は71.4％で、大谷の次に確率が高かったのは1996年に42本塁打・40盗塁を記録したバリー・ボンズ（ジャイアンツ）の85.1％だった。大谷は唯一90%超えの数字となっている。 　また、1本塁打にかかる打席数を表す「AB/HR」も、18日（同19日）の試合前時点では最少の「12.25」を記録し、ボンズの「12.31」を上回っていた。この日は本塁打が生まれなかったため、「12.35」となったが、今後またボンズを上回る可能性が残されている。 　この投稿にファンからは「だから彼は歴史の扉をノックしている」「今まで見た中で最も偉大な選手の一人」「ショウヘイ・オオタニの功績は今後も色褪せない。この歴史をタイムリーに見ることができて嬉しい」といった声が寄せられ、大谷の活躍に感嘆の声を上げていた。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]