見るものすべてが輝いていたあの頃、メグマイルランド「棕櫚の木の下で」1巻
メグマイルランド「棕櫚の木の下で」1巻が、本日8月22日に発売された。帯には奈良美智が「記憶の底に残っていた幼い頃の日々を思い出している。方言は時や空間を超える触媒でもある」と推薦文を寄せている。 【試し読み】棕櫚と蘇鉄、よく似ているけれど2つは違う木。自分の名前の由来となった蘇鉄に男子小学生・ソテツが出会う 「棕櫚の木の下で」は、少し昔の佐賀を舞台に展開されるボーイ・ミーツ・ガール作品。小学生男子・南里ソテツは、近所の「パイナップルの木」が生えた庭が同じクラスの女子・鍋島かりんの家で、その木が棕櫚(シュロ)という名前だと教わる。そして自分の名前である“ソテツ”も木の名前から取られていることや、懐中電灯を使ったモールス信号の送り方など、自分を取り巻く世界のいろいろを知っていく。なんでもない日常のようでかけがえのない、小学生男女の特別な日々が描かれる。同作はマガジンハウスのSHUROで連載中。