【競馬】短期免許騎手は単勝回収率140%で勝負度アップ 矢作芳人厩舎の「買える条件・買えない条件」
東京芝では苦戦傾向
<矢作芳人厩舎の「買えない条件」> 東京芝【16-17-7-127】勝率9.6%/連対率19.8%/複勝率24.0% 芝2500m以上【7-6-14-78】勝率6.7%/連対率12.4%/複勝率25.7% シルクレーシング【4-3-2-35】勝率9.1%/連対率15.9%/複勝率20.5% 次に買えない条件(単勝回収率60%以下)について取り上げる。 意外にも東京の芝コースでは【16-17-7-127】で勝率9.6%、単勝回収率51%と他のコースと比べて苦戦しており、妙味もない。他にも札幌芝コースが【11-11-10-99】で勝率8.4%、単勝回収率46%と振るわない。この2場の芝では評価を割り引きたい。 中距離で好成績を残している管理馬たちだが、長距離では苦戦傾向にある。芝2500m以上のコースに限ると【7-6-14-78】で勝率6.7%、単勝回収率49%。この条件に該当する重賞に限定すると、【2-2-1-25】で単勝回収率26%、複勝回収率45%とさらに妙味がなくなる。長距離重賞では評価を下げるべきだ。 最後に、馬主別ではシルクレーシングが【4-3-2-35】で勝率9.1%、単勝回収率43%、サンデーレーシングが【11-13-10-58】勝率12.0%、単勝回収率44%と妙味がない。やはり矢作厩舎のクラブ馬ということで良血馬が多く、どうしても人気が先行してしまうのだろう。一方、キャロットファームの所有馬は【9-2-2-30】で勝率20.9%、単勝回収率326%と好成績。クラブ馬で狙うならこちらだ。 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
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