宇都宮市 障がいや難病がある人に向けた支援アプリを配信 情報を一本化 検索が手軽に
とちぎテレビ
宇都宮市は障がいや難病がある人向けの情報をまとめたスマートフォンのアプリ「わく・わくアプリU」の配信を始めました。市役所を訪れなくてもその人に合った福祉サービスをいつでも、どこでも検索ができます。 宇都宮市で12月から運用が始まった障がい者支援アプリ「わく・わくアプリU」です。 アプリを活用することで、障害や難病のある人が、自分に該当するさまざまな障がい福祉サービスをまとめて把握することができるようになりました。また、障がいの特性に応じた障がい福祉サービスの事業所を探す時に、これまでは事業所が一覧になっている市の冊子を見た上で、空き状況を個別で問い合わせをする必要がありましたが、アプリで随時確認ができるようになりました。 ほかにも公共施設や商業施設のバリアフリー情報を確認できるほか、障がい者手帳などの有効期限をアプリに登録しておけば、更新期限も知らせてくれます。 宇都宮市では20人に1人に当たるおよそ2万5千人が障がい者手帳を持っているといいます。利便性を高めるために来年3月をめどに、市役所の障がい福祉課の窓口の混雑状況を確認できる機能や時間を要する手続きの予約もアプリで出来るようにしていくということです。
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