アルリファーとのコンビで参戦予定の武豊騎手

今年の仏ダービー馬ルックドゥヴェガ（牡3歳、仏・C＆Yレルネール厩舎）は、凱旋門賞の前哨戦であるニエル賞（GⅡ）で3着に敗れ、デビューからの連勝が「3」でストップした。昨年の凱旋門賞では、同年の仏ダービー馬エースインパクトが勝利したが、ルックドゥヴェガは初黒星を喫した前走から巻き返して勝利を挙げることができるだろうか。また、凱旋門賞には今年の愛ダービー馬ロスアンゼルス（牡3歳、愛・A・オブライエン厩舎）も出走予定だ。ロスアンゼルスは前走のアイリッシュチャンピオンS（GⅠ）で4着に敗れたが、凱旋門賞で巻き返すことができるだろうか。 今年の凱旋門賞には、日本の武豊騎手がアルリファー（牡4歳、愛・J・オブライエン厩舎）とのコンビで参戦する予定だ。アルリファーは前走のベルリン大賞（GⅠ）を5馬身差の圧勝で制しているが、武豊騎手は11回目の騎乗で凱旋門賞初勝利を挙げることができるだろうか。なお、過去10年のベルリン大賞勝ち馬を見ると、2020年の勝ち馬トルカータータッソ、21年の勝ち馬アルピニスタは同年の凱旋門賞には出走しなかったが、翌年に凱旋門賞に参戦して勝利を挙げている。