「復旧間に合っていない道路に小型除雪機導入」奥能登で対策会議
地震で多くの道路が被災した奥能登地域で、関係機関が除雪対策を話し合う会議が30日、開かれました。 【写真を見る】「復旧間に合っていない道路に小型除雪機導入」奥能登で対策会議 能登地方では、斜面の崩落で道幅が狭くなったり、路面に亀裂や段差が生じています。 能登空港では、30日、県や自治体など関係機関が集まり、この冬の除雪体制を確かめました。 ■幅の狭い道路でも対応できる小型除雪機を導入 会議では幅が狭くなっている道路でも除雪ができる小型の除雪機を導入することが示されました。 一方、融雪装置の復旧が間に合わない道路や、豪雨で土砂や流木が堆積したままになっている歩道では、除雪が難しいとしています。 奥能登土木総合事務所・寺田龍彦所長 「雪が降っていると、路面状況があまり分かりにくくなる。段差や幅員減少の所は慎重に走り安全運転を心掛けてほしい」 また国土交通省は、現在も急な坂やカーブが残るのと里山海道と能越自動車道について、11月上旬から徳田大津インターより北の28箇所で集中工事を行うことにしていて、片側交互通行や夜間の通行止めに協力を呼びかけています。
北陸放送