鍵山優真（写真左）、樋口新葉（写真右）

　新春恒例となっているフィギュアスケートのアイスショー「名古屋フィギュアスケートフェスティバル２０２５」（中日新聞社共催）が来年１月４日に名古屋市南区の日本ガイシアリーナで開催されることが決定した。 　事務局は２４日、開催概要と現時点で出演が決まったスケーターを発表。男子は２０２２年北京冬季五輪銀メダリストで昨季世界選手権銀メダルの鍵山優真（２１）＝オリエンタルバイオ・中京大＝が出演。女子は北京冬季五輪団体銀メダルで今季のグランプリ（ＧＰ）シリーズ第１戦・スケートアメリカを制した樋口新葉（２３）＝ノエビア＝が初参加する。 　２００３年４月にフィギュアスケートの普及と発展を目的に始まった名古屋フィギュアスケートフェスティバルは豪華な演出で盛り上がるアイスショーとは違い、地元のジュニア選手が国内のトップ選手と同じ会場で演技するエキシビション。今年は会場の日本ガイシアリーナが改修工事に入ったことに伴い開催を見送っており、２３年１月の第２０回以来、２年ぶりの開催となる。同日は名古屋市内の小中学生を対象としたスケート教室もあわせて開催される。 　男子は鍵山のほか、昨季全日本選手権３位の山本草太（２４）＝中京大、同選手権６位の友野一希（２６）＝第一住建グループ、２３年四大陸選手権王者の三浦佳生（１９）＝オリエンタルバイオ・明大＝が出演。女子は昨季四大陸選手権３位の渡辺倫果（２２）＝三和建装・法大、今季ＧＰシリーズで２試合に出場する松生理乃（２０）＝中京大、今季のジュニア・ＧＰファイナル出場が決まった和田薫子（１５）＝グランプリ東海ク＝が出演する。