国立競技場(写真＝矢島公彦)

　12月29日、第102回全国高校サッカー選手権がいよいよ本格化する。 　28日に行われた開幕戦では早稲田実業(東京B)と対戦した広島国際学院(広島)が2-0の完封勝利を収め選手権初出場、初勝利を飾った。29日は残りの1回戦15試合が開催される。 【フォトギャラリー】早稲田実業 vs 広島国際学院 　令和5年度全国高校サッカーインターハイ（総体）で初優勝を遂げた明秀日立(茨城)が四国屈指のタレントを有する徳島市立(徳島)と激突する。来季J内定3人を擁する優勝候補・静岡学園(静岡)が明徳義塾(高知)の挑戦を受ける。J2清水エスパルス内定のFW郡司璃来を擁する名門・市立船橋（千葉）は高川学園（山口）と対戦。U-17ワールドカップで4ゴールを奪ったFW高岡伶颯（2年）に大きな期待がかかる日章学園（宮崎）は初出場・名古屋（愛知）と対峙する。 　創部100周年を飾る3連覇を決めた北海（北海道）と独特のポゼッションと多彩なロングスローが武器の大手前高松（香川）とが激突する。千帝京長岡（新潟）vs長崎総科大附（長崎）は選手権常連校同士の強豪対決。「ボトムアップ型」堀越（東京A）と「岡田メソッド」実践・今治東中等教育学校（愛媛）との一戦はいずれもチーム構築に特徴を有する。