警察官かたる女ら「資金洗浄の疑いかかっている」「疑いを晴らすには振り込み」…1221万円詐欺被害
山口県警山口南署は7日、山口市の60歳代と40歳代の会社員男性が詐欺被害に遭ったと発表した。 【写真】LINEで送られてきた偽の「逮捕状」の画像
発表では、60歳代男性は今年2月23日、フェイスブックで外国籍をかたる女と知り合い、金への投資を勧められた。その後、紹介された証券会社から「元金を増やせばさらに利益が出る」などと連絡を受け、5~9月に8回にわたり計約1800万円を指定された銀行口座に振り込んだ。
40歳代男性は9月20日、新潟県警の警察官をかたる女から「資金洗浄の疑いがかかっている」などと携帯電話に連絡があった。LINEなどでのやり取りの後、検事をかたる男から「疑いを晴らすにはお金を振り込まなければならない」と言われ、同月20~22日、9回にわたり計1221万円を指定された銀行口座に振り込んだ。