静岡市で結核の集団感染を確認 静岡県内では10年ぶり 初期症状は風邪に似ていて症状が2週間以上続く場合は医療機関に
静岡市内で結核の集団感染が確認されました。静岡県内では10年ぶりです。 静岡市によりますと、10月下旬市内に住む20代の男子学生が、咳の症状が長く続いたため医療機関を受診したところ、「肺結核」と診断されました。 学校やアルバイト先で男子学生と接触のあった人を対象に血液検査などを行ったところ、合わせて24人が感染していることが確認されました。 現時点で感染者の中に発病した人はいないということですが、男子学生は現在も入院しています。 静岡県内で結核の集団感染が確認されたのは、2014年以来10年ぶりです。 結核の初期症状は風邪に似ていて、市はたんのからむせきや微熱、倦怠(けんたい)感が2週間以上続く場合には、早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。