バルセロナ、チャビは補強ができないことを受け入れた模様…スペイン紙報道 | ラ・リーガ
来季もバルセロナで指揮を執ることが決まったチャビ・エルナンデス監督だが、いくつかの条件を飲み込んでいたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 今年1月末に今季限りでの退任を発表しながら、ジョアン・ラポルタ会長やデコSD(スポーツディレクター)の慰留を受けて、2025年まで結ぶ契約の延長を決断したチャビ監督。スペイン『マルカ』によれば、同指揮官はチームを率い続けるにあたって、首脳陣からいくつかの条件を伝えられ、それを受け入れたという。 その条件の一つ目は、選手補強とのこと。デコSDはクラブの財政事情的に、わずかな選手獲得しか行えないことをチャビ監督に伝え、同指揮官はこれを受け入れたという。 またフィジカルトレーニングについて、バルセロナは数年前にクラブで働いたことのあるトレーナー、フリオ・トウス氏と契約を結ぶ模様。フィジカルトレーニングの改善は選手たちから要望され、今季途中からすでに着手はしていたものの、トウス氏の到着によってより本格化させるようだ。 加えて理学療法については、過去にスペインフットボール連盟で働き、少し前からバルセロナとも仕事を行なっていた理学療法士ラウール・マルティネス氏が責任者を務めることになるという。今季選手たちが何度も負傷に苦しんだバルセロナは、若手たちに怪我防止の方法を“教育”する意味含めて、同氏の働きに期待をかけているとのことだ。 チャビ監督は選手補強同様に、トウス氏、マルティネス氏との契約にも異論を唱えることなく受け入れた模様だ。