愛車遍歴は47台!フリーアナ安東弘樹さんが初めてEV車を選択したワケ
フリーアナウンサーの安東弘樹さんは、幼少期から車と触れ合う機会が多く、根っからの車好き。その熱意と愛情が高じて現在、日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員を務めるほどだ。 ▶︎すべての写真を見る 驚くのはこれまでの所有台数。47台もの車を相棒にしてきた。現在所有する3台のうち最新は、自身初のEV。さて、ここにたどりついた経緯は?
「主に仕事で乗ることを想定して選びました。このモデルは、現在日本で購入できるBEVのなかで、軽自動車規格を除いていちばんコンパクト。住宅街や駐車スペースが狭い都内でも、ストレスなく走れます」。
なるほど、実用性に重きを置いた、と。でも、どうしてEVなのか。
「人より車に乗る時間が多いぶん、環境への負荷も多い。そんな引け目が頭の片隅にあって、いつかはEV、と思っていました。 で、いろいろ試乗を重ねて驚いたのが、乗り味の良さ。アクセルレスポンスが優秀でトルクもしっかり出ますし、加減速も自在。軽規格ですら操作性良く走ってくれます。 車好きを自任する人こそ、EVの運転性能の良さを実感できると思います」。
さらには気になる経済面も、目を見張るものがあるよう。安東さんはガレージにソーラーパネルを取り付け、愛車の充電に活用。 都内までの往復約100kmをかなりの頻度で乗り、帰るたびに充電しても、売電ができるほど余裕があるという。
「お金をもらって車に乗れるなんて、以前では考えられないこと。しかも自宅で動力源を調達できるのも、想像以上に楽。経済的にも精神的にも豊かになって、カーライフがより充実してきた感覚ですね」。
メリットを多く感じている、EVという選択。どんなライフスタイルの人に向いているのだろうか。 「地方の戸建て在住者にこそ、乗ってほしい。太陽光発電とセットなら、長い目で見れば経済的メリットも。ガソリンスタンドが減っている現状を鑑みると、地方にこそEVはフィットするのではないでしょうか」。 安東弘樹さん●フリーアナウンサー。専門媒体への寄稿やイベント登壇など、自動車関連の活躍が多いことでも知られる。ロータス・エリーゼとレンジローバー・ヴェラールも所有。ドライブが趣味で、概算ながら累計走行距離は地球40周分になるとか。