「恥を忍んでここに」国民・玉木代表が街頭演説で不倫報道を謝罪 罵声少なく声援多数
国民民主党の玉木雄一郎代表は11日夜、東京・有楽町での街頭演説で、自身を直撃した不倫報道について「本当に大事な時期にも関わらず、今回の騒動を起こしたことを悔やんでも悔やみきれない」と謝罪した。聴衆の多くは「頑張れ」との声援を玉木氏に送っており、不倫報道への反感よりも「手取りを増やす」政策への期待感が上回っているようだ。 【写真】「逃げている印象にならないように」 玉木氏、不倫釈明に応答要領「好意持った」に下線 玉木氏が演説会場に姿を見せると、聴衆は拍手で迎えた。開口一番、玉木氏は「今日は恥を忍んでここに来た」と告白し、衆院選での躍進を支えてくれた支持者や同僚議員らに「本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げた。 その上で、選挙中に訴えた「手取りを増やす」政策の必要性を重ねて強調し、「改めて皆さんの力を貸してほしい」と訴えた。年収が103万円を超えると所得税が発生する「年収103万円の壁」の解消などについても実現への意欲を見せた。 約6分間の演説では「ふざけるな!」との罵声を浴びせられる場面もあった。演説会には党幹部らも参加した。