全日空、能登・羽田便を地震前と同じ1日2往復に 来月25日から
日テレNEWS NNN
能登半島地震の影響で1日1往復の運航が続いている、のと里山空港発着の能登・羽田便について、全日空は来月25日から地震前と同じ1日2往復体制とすることを発表しました。 能登・羽田便は、地震があった元日から1か月近く運休したあと週3日で運航し、4月中旬からは今の毎日1往復体制となっています。 能登の復興に向け交通アクセス向上が求められるなか、運航する全日空が、来月25日から午後に1往復増やすと発表しました。これで、午前中の往復便と合わせ、地震前と同じ1日2往復体制に戻ります。 復旧作業を行う支援者や災害ボランティアなどが多く訪れる、仮設飲食店街の関係者は… 仮設飲食店街でカフェを経営 鹿島直皓さん 「外からも地元のお客さんからも支えてもらっている事業なので、たくさんの人に利用していただければ」 仮設飲食店街の責任者 笹谷将貴さん 「1便だけだと調整がつかなかったら(復旧作業を)見送りのケースも多かった。2便に増えたことで不満が解消されれば」 能登・羽田便は現在、災害ボランティアや復旧作業の支援者の乗客が増えていて、全日空の井上慎一社長は「復旧・復興に少しでもお役に立てれば」とコメントしています。