【鈴木亮平さんインタビュー】“カメレオン俳優”の素顔に接近!
M[ model ]
俳優デビューする前に経験したモデルの仕事は、“自分の見え方”を意識するうえでとても勉強になりました。役の立ち居振る舞いを再現する力は、その頃に身につけたものなのかも。
N[ nervous ]
緊張って、いいものだと思うんです。そもそも緊張とは、動物が襲われそうになったときに、心臓を動かして血液を流して、身体能力をフルで使えるように指令を出している状況。つまり、緊張はベストパフォーマンスをするためのものなんです!……というのは僕の勝手な解釈(笑)。でもそう考えると、緊張しても「よしきた! 今、最高に集中してる!」ってプラスに考えられるでしょう?
O&P[ optimist/pessimist ]
僕は、どちらかというと楽観的。もともとの性格もそうかもしれないけれど、なるべく物事をポジティブに考えるように訓練したところもあって。悲観的になりそうなときは、本を読んだり前向きな言葉をメモしたりして、心を立て直しています。
Q[ question ]
最近、疑問に思ったのは、量子力学の説明動画を見たときのこと。「子どもにもわかる!」って書いてあったのに、サッパリわからなかった(笑)!
R[ routine ]
ルーティンは、あまり持たないようにしているんです。願掛けのようになると、できなかったときに不安になってしまいそうで。ちょっとした日課にしたいのは散歩だけれど、これもなかなか続かない。時間がないわけじゃなくて、いざ出かけようとすると面倒くさくなっちゃうんですよね(笑)。
S[ sexy ]
セクシーと言われるのは、たいてい本音を口にしない役をやったときのような気がします。もちろん、そう思ってもらえるのは、すごくうれしいですよ。でも、普段の僕を見て、「セクシーだね」と言う人はほとんどいない(笑)。思ったことを何でも話してしまうからですかね? 色気はないかもしれないけれど、その代わりに安心感はあるんじゃないかな。……と、売り込んでおきます(笑)!
T[ talking ]
人と話すのは好き。よくしゃべるほうだと思います。特に仕事の現場では、監督や共演者の皆さんと会話をすることからスタート。そうやって関係性を築いてリラックスできる環境をつくっていかないと、僕自身が心地よく演技できないんですよね。だから、コミュニケーションはとても大切にしています。