5区・城西大の山本唯翔が2年連続区間新!「山の神になれなかったけど、記憶に残る走りできた」/箱根駅伝
◇第100回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km) 第100回箱根駅伝の往路が行われ、5区は城西大の山本唯翔(4年)が2年連続区間賞を獲得した。 箱根駅伝5区区間成績をチェック! 前回、1時間10分04秒の区間新を打ち立てた山本。「往路メンバーが良い位置でつないでくれたので、絶対に区間賞を取ってやると思った」と、出雲駅伝と同様に3位でタスキを受けた。 力強い走りで山を駆け上がると、途中までは旧コースで今井正人(順大)が出した記録を上回るタイム。山下りやでやや上げることはできず、今井の1時間9分12秒にわずかに届かなかったが、1時間9分14秒の区間新だった。 「今年も区間賞と区間新記録を目指して1年取り組んできました。一人旅で区間新記録を更新できてよかった」と笑顔の山本。箱根総合3位を目標に掲げてきているだけに、過去最高の3位フィニッシュにも喜びを表わす。 前回の活躍で“山の妖精”として注目を集めた山本。「今日の走りでは今井さんの走りには届かなかった。山の神にはれなかったと思いますが、記憶に残る走りができたと思います」と、100回目の箱根路にその足跡を刻んだ充実感であふれていた。
月陸編集部