当選者全員に“期限切れ飲料”発送 大阪市のプレゼントキャンペーン 委託業者の確認不足が原因か 健康被害の報告なし
大阪市は、SNSで応募した人を対象に、抽選でスポーツドリンクをプレゼントするキャンペーンで、当選者に賞味期限切れの商品を送っていたと発表しました。 キャンペーンは大阪市経済戦略局のX(旧ツイッター)のアカウント「大阪市のスポーツ情報(大阪市経済戦略局)」をフォローし、投稿をリポストした人を対象に、抽選で500ミリリットルのスポーツドリンクなどをプレゼントするものでした。 2月に応募を受け付け、3月8日に当選した29人に商品を発送しました。 しかし、その後、当選者2人から「賞味期限が切れている」とのメッセージが寄せられているのに委託業者が気付き、事案が発覚しました。 送付した商品すべてが、3週間ほど賞味期限を過ぎていたということです。 これまでに実際にドリンクが飲んだことが確認されたのは1人で、健康被害は報告されていません。 委託業者の確認が不十分だったのが原因だとして、市は業者を指導したということです。
ABCテレビ