ゴルファーへのプレゼント、一番人気はゴルフボール!? 気が利いてる贈り物をベテランプロや有識者、一般ゴルファーに聞いた
クリスマス前でギフト商戦の真っただ中。プロやアマチュアゴルファーにこれまでもらってうれしかったもの、うれしくなかったものを聞いてみた。自身のプレゼント選びの参考にもぜひ。 プレゼントしたい女子プロたちのドレス姿
●ギフトは形あるものより刹那性のあるものがいい 例えば19番ホールでお互いの「今年のベストショット」を称え合う時間、とか。こりゃ割り勘ですね(笑)。あるゴルフ関係者から、応援している選手、ゲンちゃん(時松隆光プロ)のサイン入り手袋をもらったのですが、もったいなくて使用していません。(70代男性、東京都) ●契約先からの支給品 ゴルフ用品で、自分で使うのは契約先からの支給品、配給品ですから、ほかのブランドのものをもらっても使えないですよね。ただ自分の名前を冠したコンペをやっているので、そちらの景品に出しています。もらってうれしいのは、ゴルフ用品ではなく、家族が喜ぶもの。たとえば家内はお茶、子どもは肉などもらったらうれしがりますね。もらって困るものは……お菓子など甘いものですかね。家族も僕も甘いものはあまり食べないし、嗜好がありますから。(鈴木規夫、プロゴルファー) ●やっぱりボールが一番 愛用しているメーカーのブランドと一致していたら、自分のことを見てくれているのだなとわかるし最高です。(60代男性、東京都) ●ゴルフに欠かせないものだけど、なかなか自分では買わないもの 常用している木製、あるいは土に返る長めのティー&ショートティーが詰まった缶。ゴルフに欠かせないものだけど、なかなか自分では買わないもの……というのがもらってうれしいポイントですかね。プラスチックティーは芝刈り機の刃を傷めるので使いません。会員であるコースのフェローシップ委員でもあるので、マナーは守りたいです。(50代男性、埼玉県) ●もらって困ったのは…… コンペでもらったブービー賞は、派手な迷彩柄のポロシャツ。派手すぎてとても着られませんでした。ほかに実際にもらって困ったのは大人のおもちゃと下着。ウケ狙いなのでしょうが、全然面白くない。(40代男性、埼玉県) ●キャメロンの師匠のネーム入りパター これまでもらったなかで一番うれしかったのはTP MILLSのネーム入り削り出しパターですね。ミルズ本人とは30年ほど前にトーナメント会場で知り合い、ドライバーをプレゼントしたら、お返しに送ってくれました。ミルズはスコッティ・キャメロンの師匠と言われ、当時かなりの金額だったと思います。クラシックな形ですが、今でも健在です。最近の大型ヘッドに目移りすることもありますが、大切にすべきは”糟糠の妻”ですよね(笑)。(70代男性、神奈川県) ●ボールはどのブレンドでもうれしい プロアマなどでは僕らプロも景品としてゴルフ用品はいただきますよ。ボールなどは、どのブランドでもうれしいですね。もう僕は契約先はないので、自分が使うメーカーのボールなら最高だし、他のメーカーのものでもレッスンしているアマチュアにあげると喜んでくれます。ウェアもMサイズ(僕はL)をもらうと、「あの人ならサイズが合うのでプレゼントしようかな」と、いくつか顔が浮かんできます。 ゴルフ用品以外では、やはり奥さんが喜んでくれるものがうれしいですね。ごまやオリーブ油、果物などは喜ばれますね。一度弱ったのはお米をもらった時。クルマじゃなかったので困りましたが、「要らない」とは言えないじゃないですか。ふうふう言いながら、抱えて持って帰ったことがあります。でも、お中元やお歳暮でもらって困るものは特にないです。(髙橋勝成、プロゴルファー) ※週刊ゴルフダイジェスト2024年12月17日号「山を動かす~ゴルファーへのギフト。もらってうれしいのは?」より
週刊ゴルフダイジェスト