大谷翔平が3年連続2ケタ盗塁達成 指揮官も「盗塁は我々にとって武器になる」
◇MLB エンゼルス7―3レンジャーズ(日本時間14日、グローブライフ・フィールド) 【画像】1試合2発で本塁打数リーグ単独トップに立ったエンゼルス・大谷翔平選手 敵地レンジャーズ戦に『2番・指名打者』で先発出場したエンゼルスの大谷翔平選手は、9回に今季10個目となる盗塁を決め、3年連続2ケタ盗塁を達成しました。 試合前、エンゼルスのネビン監督は「シチュエーションによって、盗塁は我々にとって武器になると思っている」と大谷選手の盗塁を評価していました。 迎えたレンジャーズ戦では、2打数2安打と、絶好調の大谷選手。9回2アウトの第5打席では、フルカウントからレンジャーズのホセ・レクラーク投手が投げた、7球目のチェンジアップが外にそれて、この日3つ目の四球を選びます。これで、この試合全打席で出塁、前の試合から数えて6打席連続出塁とします。 続くブランドン・ドルーリー選手の打席。2球目で大谷選手はスタートを切ると、二塁へスライディング。審判に向かって大きく両手を広げてセーフとジェスチャーをすると、判定もセーフ。 レンジャーズはチャレンジを要求しますが、判定は覆らず、大谷選手は今季10個目となる二盗に成功しました。 その後、ドルーリー選手がレフト前ヒットを放ち、大谷選手は7点目のホームを踏みました。 この盗塁に、現地中継でも「オオタニはすでに20本のホームランと10個の盗塁に成功している!」と驚きを込めて実況。 試合は、エンゼルスが7-3で同地区首位のレンジャーズに連勝し、今季最多の貯金7としています。 大谷選手は、この日の試合で、20本塁打50打点、10盗塁、打率は3割目前の.296をマークしています。