【皐月賞】レガレイラ ルメールの落馬負傷で鞍上は空白も 史上3頭目快挙76年ぶり牝馬Vへデータ全項目をクリア
「皐月賞・G1」(14日、中山) うま屋が誇るデータ班が今週の重賞レースを徹底分析。果たして、導き出された馬は? 舞台を阪神から中山へ移し、今週は牡馬クラシック1冠目が争われる。主役を務めるのは、暮れのホープフルSで牡馬を蹴散らした牝馬のレガレイラ。主戦を務めていたルメールの落馬負傷で鞍上は空白となっているが、76年ぶり史上3頭目の牝馬Vへデータも後押し。歴史的勝利を飾れるか、それとも牡馬が意地を見せるのか、目が離せない戦いになりそうだ。 ▼傾向(過去10年) 牡馬クラシックの第1弾。 ▼人気 1番人気〈2・1・3・4〉 2番人気〈3・1・0・6〉 3番人気〈1・3・1・5〉 4番人気〈0・2・1・7〉 5番人気〈1・1・0・8〉 上位人気馬の信頼度は高いとは言えない。7~12番人気馬が3勝、2着2回、3着4回と伏兵の台頭も多い。 ▼ステップ 共同通信杯〈5・0・3・11〉 ホープフルS 〈2・0・0・3〉 ※G2時代も含む スプリング〈1・1・2・33〉 京成杯〈1・0・1・4〉 毎日杯〈1・0・0・6〉 弥生賞〈0・5・2・33〉 若葉S〈0・1・1・17〉 東スポ杯〈0・1・0・0〉 アーリント〈0・1・0・0〉 朝日杯FS〈0・1・0・2〉 きさらぎ賞〈0・0・1・7〉 共同通信杯が最強ローテも、近年はホープフルSからの直行組も強く、この2レースで7勝をマーク。弥生賞ディープ記念組のVは10年ヴィクトワールピサを最後に途絶えている。 ▼前走内容 勝ち馬全頭が2着以内。同8頭が3番人気以内に支持されていた。 ▼所属 美 浦〈6・4・3・53〉 栗 東〈4・6・7・90〉 勝ち鞍、勝率ともに美浦所属馬が優勢。 ▼キャリア 勝ち馬9頭が3~5戦だった。 ▼実績 勝ち馬9頭にホープフルS勝ちか、芝1800メートルの3歳重賞での連対経験があった。 ▼決め手 逃 げ〈0・0・1・9〉 先 行〈4・7・3・27〉 差 し〈5・2・5・59〉 追 込〈1・1・1・48〉 勝ち馬全頭が前走の4角を2~5番手で通過するか、最速上がりをマークしていた。 ▼注目馬 全項目をクリアしたのは紅一点レガレイラ。前走のホープフルSに続き牡馬を蹴散らし、76年ぶり3頭目の牝馬Vを飾れるか-。